過去の歴史に関する考え方の違いにより、日韓の友好関係が崩れてしまっているようです。お互いに「自分だけは正しい」との思い込みから、他国を否定してしまうことによるものです。過去のことはすべて水に流し、新たに友好関係を築くというわけにもいかないのでしょう。しかし、どこかで折れない限りどこまでいっても平行線のままですから、お互いに対する見方を改めることが大切です。
日韓の友好関係が悪化した理由
日韓関係が悪化する大きなきっかけとなったのが、太平洋戦争中の「徴用工」に関する問題です。徴用工とは、朝鮮半島から日本の炭鉱などで労働力として使われていた人々を指します。元徴用工は、日本企業を相手に訴訟を起こしています。さらに、韓国の艦船が自衛隊にレーダーを照射した件や、日本の自衛隊が韓国の艦艇を低空で威嚇した件などが、韓国から避難されています。
なぜ、韓国は日本を許そうとしないのか？
1965年に締結された日韓基本条約では、日本は韓国との間に国交を樹立しています。日本が韓国に対し支援金を支払うことによって、日韓両国の請求権問題が解決したことが確認されています。日本は韓国に対し謝罪や援助を繰り返してきており、両国の過去は清算されたはずです。にもかかわらず韓国は日本に対し、いつまでも謝罪と賠償を要求してきます。なぜ韓国は日本を許そうとしないのか理屈ではなく、感情的なこじれによるものとしか思えません。
日韓の友好を深めるイベント
政治的に日韓関係はこじれていますが、民間はそこまで悪化しているかと言えば、そんなこともないでしょう。韓国びいきの日本人はいますし、日本が大好きな韓国人も存在します。日韓の企業や団体が主催する「日韓交流おまつり」が開催されています。日韓の文化を紹介し合い、両国間の友好を深めようというイベントです。
年代によるイメージの違い
日韓関係が悪化しているのは古い歴史を知っている世代であり、若年層ではありません。深い事情を知らない若者達は、韓国に対してそこまでの嫌悪感はないでしょう。日韓関係の悪化をニュースで見聞きする程度で、韓国に対するイメージはけして悪いものではないはずです。
まとめ
韓国はたいへん魅力の多い、素晴らしい都市です。日本には、韓国ファンの人がたくさん存在します。韓国もまた、同じなのではないでしょうか！？過去に囚われることなく、現在の日韓双方の魅力を認識することで、この先の考え方が徐々に変わっていくことを期待しましょう。