韓国における季節の行事を紹介

韓国について調べていると、季節行事も気になりませんか?旅行などをしようとすると、季節行事も要チェックですよね。今回は韓国の季節行事を紹介します。気になる季節行事をチェックしてみてください。

 

韓国の季節行事と新暦・旧暦の関係

韓国の季節行事には新暦で行われるものと、旧暦で行われるものがあります。新暦は、日本で通常使われるカレンダーと同じなのでわかりやすいですが、旧暦は昔の暦なので通常のカレンダーとはずれてしまいます。旧暦で日付が決まっている行事は、通常のカレンダーでの日付が毎年変わるので注意が必要です。この記事では、旧暦で日付が決まっている行事は、旧暦の日付で紹介します。

 

韓国の季節行事

韓国の季節行事を1月から12月まで順に紹介します。年によっては、旧暦の日付を通常のカレンダーの日付に直したときに、別の月にずれこむ場合があります。旧暦の場合は、何月になるか改めて調べてください。ネットで簡単に旧暦と新暦の換算ができます。

 

1~3月

・1月1日:新正月(シンジョン)

新暦でのお正月です。旧正月の方が盛大に祝われるので、新正月はあまり大きなイベントではありません。

・旧暦1月1日:旧正月(ソルラル)

旧暦でのお正月です。韓国では旧正月がお正月本番です。旧正月当日とその前後の計3日間が休日になります。

・3月1日:三一節(サミルジョル)

日本統治下で独立運動が起こった日を記念しています。街中や家庭でも韓国の国旗が掲げられます。

 

4~6月

・旧暦4月8日:釈迦誕生日(ソッカタンセニル)

お釈迦様の生誕を祝う日です。色とりどりの燃灯が街中に飾られ、にぎやかな雰囲気になります。

・6月6日:顕忠日(ヒョンチュンイル)

朝鮮戦争で戦死した兵士たちを追悼・顕彰する記念日です。午前10時に黙とうのサイレンが鳴ります。

 

7~9月

・8月15日:光復節(クァンボクチョル)

1945年8月15日に日本による植民地支配から解放され、1948年8月15日に大韓民国政府が樹立されたことを記念した日です。

・旧暦8月15日:旧盆(秋夕/チュソク)

先祖を供養したり、農作物の収穫に感謝する日です。秋夕当日とその前後の計3日間が休日になります。

 

10~12月

・10月3日:開天節(ケチョンジョル)

韓国の建国神話「檀君神話」の上での建国記念日です。街では国旗が掲げられます。

・10月9日:ハングルの日

韓国で使われている文字であるハングルが公布されたことを祝う日です。一時は祝日ではなくなっていましたが、2013年から祝日になりました。

・12月25日:クリスマス

韓国ではキリスト教徒も多く、クリスマスは祝日になっています。日本と同じくイルミネーションが街を飾り、見る人を楽しませています。

 

まとめ

今回は韓国の季節行事を紹介してきました。今回紹介した季節行事以外にも、地域ごとのイベントなどもあります。行きたい地域がある場合は、地域のイベントも調べてみるのがおすすめです。