飛行機で約3時間、日本からとても近い韓国ですが、韓国の文化って意外と知らない事が多いと思います。日本とも中国とも似て非なる韓国文化をファッション【衣】とグルメ【食】に焦点を当てて紹介していきたいと思います。
1.【衣】韓国のファッション文化
近年、世界で注目される韓国のファッションその魅力はなにか?
韓国のファッションの文化を紹介します。
韓国の伝統的な民族衣装文化
韓服と呼ばれ、その中には有名なチマチョゴリが含まれます。韓国ドラマなどで目にする事もあるのではないでしょうか。
チマチョゴリは「チマ」が「スカート」の事を指し、「チョゴリ」が「上着」の事を指す言葉の組み合わせで女性が着る服となります。
ちなみに男性が着る韓服は「ズボン」を指す「パジ」を組み合わせてパジチョゴリと言います。
日本でいうと着物や袴のようなイメージが近いかと思います。
・現代の韓国ファッション文化
韓国といえば服装も派手で鮮やかな色を身に着けるイメージが強いですが、実はこちらも韓国の文化が関係しています。
青、赤、黄、白、黒の5つの色は韓国では五方色と呼ばれ、韓国のファッションのみならず、芸術や食文化、建築等でも基本となる色です。韓国では好まれる色である事は間違いありません。
カジュアルファッションはタイトで体にフィットする服装が人気で、ポップで鮮やかなカラーのTシャツにスキニージーンズを合わせたりします。モード系ファッションも人気で、モノトーン色を基調とし、全身的にゆったりとした印象のオーバーサイズで着るのが主流で、セットアップで身に着ける事が多いです。
・世界から注目される韓国ファッション
伝統的な独自文化を残しつつ、自分らしさを追求していくのが最大の魅力で、韓国ファッションがこれからも世界中で注目されていくことは間違いないでしょう。
2.【食】韓国のグルメ文化
韓国グルメと聞いてキムチや焼肉、トッポギなどを連想する方も多いのではないでしょうか。韓国のグルメ文化や、日本と違う食事マナーについて紹介していきます。
・韓国の食といえばキムチ
起源は諸説ありますが、昔から韓国で愛されるソウルフードです。
韓国では、冬の間(野菜が出回りにくい時期)に食べるキムチを一斉にまとめて漬けるキムジャンといった伝統的な習慣行事も1年に一回あります。
日本で定着し、一般的に良く食べるようになったのは昭和50年以降で、人気が出たのは昭和63年のソウルオリンピックをきっかけとした韓国ブームからとされています。
・韓国の焼肉文化
日本では焼肉=牛肉のイメージが強いですが、韓国では豚肉を使ったサムギョプサルやテジカルビも韓国焼肉の定番で人気があります。
また、韓国では屋台文化も盛んで、屋台風の焼肉店が路地に10店舗近く並ぶところもあるそうです。匂いだけでご飯が食べられそうですね。
・日本と違う韓国の食事マナー
日本でも一般的な食事のマナーがあるように韓国にももちろんあります。
例えば日本では茶碗や小皿などは手で持って箸で食べるのが一般的ですが、韓国では持ち上げず、机の上に置いたままスプーンで食べるのが一般的です。
また箸渡しと言って、日本では箸同士で食べ物を渡すのはダメとされていますが、日本の文化であるお骨拾いが由来するタブーなので、その文化がない韓国では箸渡しは普通の事です。日本人はやはり抵抗がありますよね。
グローバルな時代ですので寛容的な場合もありますが、韓国を訪れる際には是非テーブルマナーも調べてみて下さい。
3.まとめ
韓国の文化について紹介させて頂きましたが、韓国と日本ではその歴史や文化、思想の違い、政治的要因など多々ありますが、良いイメージを持たない方もおられると思います。
そんな中でもお互いの文化、歴史を知っていくことで興味や好意となり良い関係に繋がっていけば良いと思います。